はしか(麻疹)に感染すると妊婦はどうなるの?

妊婦がはしか(麻疹)に感染すると

重症化や流早産の心配が!

はしかのウイルスは強力な感染力を持っています。

  • 空気感染
  • 接触感染
  • 飛沫感染

などで様々な経路で感染する特徴があります。

特に厄介なのが、空気感染です。

患者の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスが空気中を漂って

感染を広げるものです。

  • はしかに感染
    風邪のような初期症状
    発熱、倦怠感、咳、鼻水
  • 2~4日
    はしかの症状
    高熱、発疹が出る。徐々に全身に広がる
  • 感染後
    有効な治療法はない
    有効な抗ウイルス剤はないので、自然に治癒するのを待つ
  • 重症化
    はしかが重症化すると
    肺炎や脳炎などの合併症を引き起こし、最悪の場合死に至ることも
  •  
注意
妊婦さんが感染すると、流産や早産のリスクになります。

初期症状では気づきにくいですが、報道などの流行情報が判断材料になります。

「〇〇県✖✖市で流行している」という情報をキャッチしておくと

自分や家族がウイルスに接する可能性が高いかどうか

ある程度は把握することができます。

はしかを疑うような症状が出たら、先ずはかかりつけの産院へ連絡を

それまでの経過や感染者との接触の可能性などわかる範囲で詳しい説明をしましょう!

そして、重要なのは必ず産院に連絡をしてから受診すること

他の妊婦さんへの感染を避けるためにここだけは押さえておきましょう。


はしかの予防対策

はしか(麻疹)にかかりやすいのは20~40代の「1回接種」世代

国立感染症研究所の報告によると、今年の前半にははしかに感染した176人を世代別にみると

感染の中心は大人の世代でした。

引用元:国立感染症研究所・感染症発生動向調査データ201874日現在)

 

まさに結婚適齢期の女性のパートナー世代ですね。

ワクチンの定期接種が1回だったため、強い免疫がついていない人が多く

早めに追加接種を受けることが推奨されています

しかし、2回接種しても抗体ができない体質の方もいるので

その場合、一度ワクチンの抗体検査をすることをおすすめします。

ワクチン接種と正しい生活習慣で予防しましょう

母子感染が原因の病気

  • 風疹

妊娠初期に感染すると、心臓などに「先天性風疹症候群」を持って生まれる場合があります。

  • トキソプラズマ生肉、生ハム、サラミ等の加熱不十分や猫の糞などで感染
  • サイトメガロウイルスヒトの体液から感染

健常者が感染しても症状が出なかったり、軽い症状で済んだりと
通常であれば大きな問題には及びません。
ただし、妊娠中に感染すると、赤ちゃんが脳や目などに病気を起こすことがあります

はしかのワクチン接種を1回しか接種していない妊婦さんは

妊娠前か出産後に、2回目を受けましょう。

妊娠中ははしかのワクチン接種をすることはできません。

また、流行情報に気を配り患者が増えている地域には行かないことも大切です。

家族が仕事などで行く場合には事前に医療機関などで

抗体チェックしてもらうことをおすすめします。

抗体がない場合、ワクチン接種してから出かけること。

感染は人の移動で簡単に広がります。

お住いの地域などでも流行する可能性は十分にあります。

はしかの他にも、予防してほしいのが風疹、サイトメガロウイルス、トキソプラズマです。

風疹は、はしかと同様にワクチンの2回接種で予防ができます。

以前の日本では、妊娠可能年齢までにすでに感染して

抵抗(抗体)を持っている人が多くいました。

現代の生活では、抗体を持っている人がいない人が増えているようです。

自分に抗体があるかどうかを知って、妊娠生活を送ることは感染予防にもなります。

トキソプラズマ、サイトメガロウイルスの抗体検査は実費になります。


ママの感染予防5か条

感染予防5か条
  1. 妊娠中は家族へ、産後は自分へワクチン接種で予防!
  2. 基本の手洗い、うがいをしっかりと!
  3. 「体液」に要注意!
  4. しっかり加熱されたものを食べましょう!
  5. 人込みはなるべく避ける!
  • 妊娠中は家族へ、産後は自分へワクチン接種で予防!

健常者の場合風疹、麻疹、おたふくかぜなどはワクチン接種で予防できます。(妊娠中の予防接種はできません

  • 基本の手洗い、うがいをしっかりと!

調理時、食事前、ガーデニングの際、動物の糞の処理の時などその後は必ず丁寧な手洗いうがいを!

  • 「体液」に要注意!

尿、だ液、体液などから微生物によって感染します。
家族でも、歯ブラシなどは共有せずに食べ物などの口移しは避けましょう!
妊娠中の気になる性生活ですが、必ずコンドームは着用しオーラルセックスは避けましょう。

  • しっかり加熱されたものを食べましょう!

生野菜などはしっかりと洗って、生肉などはしっかりと過熱したものを食べるようにしましょう

  • 人込みはなるべく避ける!

インフルエンザや風疹などが流行する時期は、なるべく人込みは避けて
外出する際には、マスクを着用するように心がけましょう。
また、子どもを介して感染する病気もあるので、特に熱や発疹のある子どもには要注意です。

 

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